🌺【多良間島で5人育てて思う】不便だけど豊か。離島で子どもと生きる日々

家族の事
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🌺多良間島の子育てってこんな感じ。5人育てて思うこと

こんにちは、たくみです。
僕は沖縄の多良間島で、黒毛和牛とサトウキビを育てながら、5人の子どもを育てています。
毎日牛の世話や畑作業に追われる生活だけど、その中で感じた「多良間島での子育て」のリアルを今日はちょっとだけ話してみたいと思います。


🌴自然が遊び場。自由に走り回る子どもたち

都会に比べて、この島にはショッピングモールもテーマパークもない。
だけど、その代わりに広い空と海、草原みたいな畑がある。

うちの子たちは、学校から帰ったら「ちょっと海行ってくるー!」って言って、夕日が沈むまで砂浜で遊んでる。
虫を捕まえたり、石を拾ったり。ゲームよりも自然に夢中になる時間が長い。

親としては「ちゃんと手洗ってる?」って心配もあるけど(笑)、
自然の中で育つって、こういうことかもなって思う。


🐄牛や畑が先生になる

僕の仕事は、牛と畑。子どもたちもよく一緒に手伝ってくれる。

子牛が生まれる瞬間に立ち会ったり、畑の雑草取りをしたり。
「命があるってこういうことなんだよ」って、言葉じゃなくて肌で学んでいく。

ある日、子どもが「この子牛、大きくなったら売るの?」って聞いてきたことがあってね。
「そうだよ」って答えたら、少しだけ静かになってた。でも、それからは前よりも優しく牛に接してた気がする。


🏝小さな島だからこその悩みもある

もちろん、いいことばかりじゃない。

例えば、同じ学年に友達が2人しかいないとか、
お店が少なくて「これ欲しい」って言われてもすぐには買ってあげられないとか。

娘が「TikTokのあのカフェ行ってみたい」って言ったときは、「それは本土にあるんだよ」って説明するのにちょっと困った(笑)。

そして、将来の進学や仕事のことを考えると、「島を出る」という選択がどうしても出てくる。
そのとき、親としてどう支えるか…まだ答えは出てないけど、いつか来る日のために準備はしてるつもり。


🌈それでも、この島で育ててよかった

正直、不便なことも多いけど、僕はこの島で子どもを育ててきてよかったと思ってる。

  • 人との距離が近いから、子どもたちは「ありがとう」や「ごめんね」が自然と言える
  • 四季の変化や、自然の厳しさも優しさも知っている
  • 家族で一緒に過ごす時間が、何よりの宝物になる

毎日、牛の鳴き声と一緒に始まり、星空を見ながら1日が終わる。
そんな生活の中で、子どもたちがのびのびと育ってくれていることに感謝してる。


✍️最後に

「多良間島で子育てってどんな感じ?」って聞かれたら、
僕はこう答えます。

「不便だけど、すごく豊か。」

都会みたいに便利じゃないけど、ここには“心が育つ環境”がある。
僕も子どもたちと一緒に、毎日成長してる気がします。

読んでくれてありがとう。
また、たくみの島暮らしブログに遊びに来てね!


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